施工事例2

一体型外気処理ユニットの導入

課題と背景

室内に機械室が無い高層オフィスビルにて、外気処理エアコンの導入
1. メンテナンスを考慮し、室外で作業を行える様にしたい。
2. 設備バルコニーのスペースが無い為、機器を小さくしたい。
3. リニューアルを考えエレベーターで分割で搬入できる機器にしたい。

採用へのポイント

室内外一体型のシングルエースを採用することにより、問題を解決

  • 1. 室内機一体型の空調機の為、営業時間に関係なく保守・点検が可能。
  • 2. 限られた狭い設置スペースに収めることが可能。
  • 3. 室内機と室外機を分けた状態で搬入が出来る為、エレベーターへの分割設置が可能。

シングルエースとは

室内機と室外機が一体になったインバーターパッケージエアコンです。高効率インバーターを搭載しておりランニングコストを低減できます。室内外機一体形屋外設置のため機械室等の必要がなく、営業中であっても室内に入ることなく保守・点検が可能です。

チリングユニットの更新

課題と背景

機器の劣化に伴う、機器の更新

  • 1. 搬送動力の低減の為、負荷側のエアハンドリングユニットとファンコイルユニットを三方弁から二方弁に交換。
  • 2. 搬入時、正面の道路の幅が広く無い為、大型のクレーン車の設置ができない。
  • 3. 更新する機器も省エネを図りたい。

採用へのポイント

ユニバーサルスマートXの導入で省エネ・省スペースを実現

  • 1. 変流量のインバーターポンプを搭載しており、省スペースのご提案。
  • 2. モジュール構造を持つチラーにより1台あたりの小型化のご提案。
  • 3. 高効率チラーの採用によるランニングコスト低減のご提案。

ユニバーサルスマートXとは

1. 業界トップの省エネ性能 期間成績係数IPLV 7.0を達成

搭載するインバータツインロータリー圧縮機について、モーターの高巻線化、内部部品や構造の最適化による圧力損失低減などで効率改善を図り、空冷ヒートポンプ式熱源機で、業界トップの「IPLV 7.0(30馬力高COPタイプ)」を達成しました。年間消費電力量は、15年前の機種と比較した場合、4割近く低減することができます。

2. 業界で初めてPWMコンバータを標準搭載した高調波対策不要のインバータ熱源機

インバータ熱源機の導入に際しては、高調波電流の発生を抑制するため、多くのケースで熱源機本体へ対策部品を追加するなどの改装が行われています。本シリーズは、従来方式よりさらに高調波抑制性能の高いPWMコンバータを、業界で初めて圧縮機のインバータ制御回路に標準搭載しました。これにより、導入にあたって高調波の抑制対策を心配する必要はありません。

3. 力率99%と省電源設計の実現

PWMコンバータがもたらす高調波抑制機能によって、電圧波形と電流波形の崩れを補正し、力率の改善を図りました。本シリーズでは全機種とも力率99%を実現し、電流値低減のメリットを生み出すことができました。従来シリーズと比べ、電源トランス容量 [kVA]を最大27%のサイズダウンをすることができ、また、電源配線やスイッチ、ヒューズなどのサイズダウンも可能となります。

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